母の他界から1年 少しずつ前を向きたくて…

48歳、ブログデビューです。母の突然死から1年が経ちました。まだまだ立ち止まることも多く、気を抜くとすぐ泣いてしまいそうです。この1年間を振り返りつつ、日常や仕事、ペットのこと等々綴っていきたいです。

私は弱い。

分かってはいたことだが、私は弱い。
この1週間、私は自分の弱さを更に思い知らされました。


私は看護師です。
でも、新型コロナ治療の最前線にいるわけでもなし
医療従事者として役に立っているのかも?
それでも、日々、新型コロナ疑いの患者さんと接することもあり
私はだんだんとコロナ鬱になっていたように思います。


私は気胸という肺の病気で手術をしています。
新型コロナに感染した場合の危険性が徐々に分かる中
志村けんさんが亡くなったことで肺の病気をした人は
重症になる確率が高いことが分かってきて怖くなりました。


志村けんさんが亡くなったことはショックでした。
そして、志村けんさんの最期、お兄さんに抱かれる姿を見て
あまりにも早い展開でお兄さんに抱かれるまでになり
入院後、亡くなってからも誰とも会えなかったことを知り、
本当に悲しくなりました。


そんな中、時々痛くなる肺の手術の後が痛み始めました。
天気の移り変わりで肺の痛みや違和感が出るのは日常で
それには大分慣れていたはずでしたが、今回はダメでした。
もしかしたら仕事中に感染したのではないか…という不安に
押しつぶされそうになりました。


私の肺の症状は心因性のものであることは明確ではありましたが、
あまりにも痛みが強くなり、気胸そのものの再発も心配になり
レントゲンを撮りました。
そして、肺に変化はないことがわかりやっと落ち着きました。


が、直後、今度は目のピントが急激に合わなくなり…
老眼の進行であるとは思っても、やはり、仕事中の飛沫感染を疑い
怖くなりました。それというのも、ごく最近まで
胃の内視鏡の検査を担当していたからです。


私はホント弱いです。
次から次へと身体症状が出てしまい嫌になりました。


でも、勤務先の上司が感染に対して余りにも無頓着で
いい加減な体制にストレスを感じて今があるのも事実で、
そう考えたらだんだんと頭にきて、自分の身は自分で守るしかない!と思い、
思い切って眼科にも行きました。
眼科ではいろいろな検査をしてもらい、眼球からの感染もないことがわかり
今度こそ一安心でした。
因みに、眼球からの感染の場合、結膜炎になるそうです。


私は自分が弱いことは分かってはいたつもりでしたが
日常ではない非常事態になったことに対応できない自分が分かり、
弱さが露呈した1週間でした。


気持ち余裕がないってこうゆう状態なんだなってよく分かりました。


新型コロナ治療の最前線で頑張っている医療従事者の方々には
本当に頭が下がります。
私も役に立ちたいとは思うのですが、この弱さです、恥ずかしくなります。


ようやく、明後日から交代勤務が始まります。
時間的に余裕が出るので、こんな私にもできることがないか
探してみたいです…